カメラ転売の検品方法と注意点まとめ

どうもよっしです。
ご覧いただきありがとうございます。

今回は仕入れたカメラの検品方法についてまとめていきます。

様々な商品が様々なコンディションで手元に届きます、
そんな時しっかり検品ができれば、
予想外な状態の商品が届いても落ち着いて対応ができます!

ということで
では早速ですが見ていきましょう。

カメラ編

では早速見ていきましょう。
フィルムカメラと、デジタル一眼レフの
2つのカメラについて検品の注意点を見ていきます。

初心者が検品なんてできるのか?

と思うことがあるかもしれませんが、
もちろん初心者のままでは検品はできません、
なのでしっかりとこの記事でチェックしていただき、
検品ができるようになっていただきますのでご安心くださいね。

フィルムカメラの検品方法

フィルムカメラはちょいと古いものが多く、
触ったことがないという場合もあるかと思いますが、
利益を出しやすいカメラとしてぜひ仕入れて行かれてくださいね。

チェック方法もポイント抑えて検品していけば簡単なので安心してくださいね。

フィルムを使い写真を撮るカメラのことをフィルムカメラと言います、
後述のデジタル一眼レフはデータですね。

デジタル一眼は新しい種類が今も発売されるカメラで
フィルムカメラは昔のカメラで今は新商品は出回っていません、
なのでマニアや好きな方が手に入れたいカメラという位置づけになります。

フィルムカメラにしか撮れない、雰囲気のある写真に
憧れている人はやはり多いんですね。

人気はあるけど新品が一切ないので、状態の良いものなどは
光学で取引されている、というプレミアまではいかないですが、
人気がある商品です。

特に大きな違いがあるというわけでもなく、
以下の手順に沿って検品を行っていきましょう。

1、外観
2、シャッター関係
3、光学
4、露出計

1、外観
古いカメラということなので、見た目の傷はあるモノが多いです、
外観のチェックを行ってひどい傷や割れなどがないか確認しましょう。

2、シャッター関係

シャッターがしっかり切れるか、の確認と
そのスピードについての確認です。

カメラのシャッターボタン部分にあるレバーが動くか、を確認します、
ここが動かないとシャッターを切る、事はできないので
必須項目ですね。ゆっくりとレバーを巻いていきましょう。

その後シャッターボタンを押して、切れるかの確認です。

『カシャ』と音が鳴ったら切れています。
そしてミラーが上がっているかを確認します。

基本的にフィルムカメラのシャッターボタンとレバーの位置、
巻き上げ方は同じなのですのでこの方法で試してみてください。

シャッターのロックがあるモノもあるので、
L字ロックがある場合はそれを解除してやっていけば大丈夫です。

3、光学

光学という聞きなれない言葉が出てきましたが、
非常に簡単でチェックする項目は以下の2つです。

ファインダー
ミラー

です。

ファインダーというのはのぞき穴ですね。
実際除いてみると分かりますが、ここには細かなごみ、
チリがあるモノが多いですし、少しであれば問題ありません。

ミラーはカメラを正面から見た時に見えます。
チリやカビなどがないかチェックしましょう。

ここにチリなどがあると確かに視界は悪くなりますが
フィルムカメラの特性上、写真には影響がないので、
ここにカビなどがあっても気にせず購入される方もいます。

次にシャッタースピードの確認を行います。

シャッターのスピードを調節できるので、
そのすべてのスピードでシャッターがキレるか、を確認していきます。

これがシャッタースピードを変更するダイヤルですね。

B、1、2、4、8、と続いています。

Bというのは、シャッタースピードを自分で調節するバルブという意味です。

ボタンを押せばミラーは上がります、
シャッターボタンを離せばミラーが下がります。

あとは時間ですね1/1、1/2、1/4、1/8という秒数です。
1秒、0,5秒、0,25秒、というシャッターがあがる時間を設定できます。

2000、4000まで行けば高速でシャッターを切れるわけですね。

全ての段階でうまく起動しているかどうかを確認していきましょう。

また、光を取り入れているかでも判断できるので、
高速域ではカメラの後ろのふたを開けて、
カシャの瞬間に光が入ってきてるか、もチェックしてみてくださいね。

電源は、黒いレバーの位置で確認します。

先ほどの画像を例にすると、この黒いレバーの位置は電源が切れている状態です。
もう少し下に離れている状態が電源オンです。

画像より上にはレバーは上がりません、
上がらない状態が電源オフ。閉じている状態ですね。

下げた状態が電源オン、ですね。オフより、開いている状態です。

4、露出計

露出計の確認には電池が必要になります。
そのカメラに合う電池を商品が届いてから購入されるのがイイですね。
商品名、電池で検索して対応している物を買ってください。

底面に電池を入れる部分があるのですが、
小銭だと開けやすいです。

豆電池が入っていると思いますので、
カメラ屋さん電器屋さんなどで同じ型式の電池を購入しましょう。
ネットで調べてネットで注文される方がおすすめです。

新品の電池を入れて電池切れで露出計が動かない、という
状況を防いで行きましょう。

電源を入れてファインダーをのぞきます。
中を覗くと露出計を見ることができます。

露出計を見ながらシャッターを切れるようになっているわけですね。
シャッターボタンを半押しして、針が動くか確認します。

明るさをチェックするので、暗い場所、明るい場所で針が
しっかり移動しているか、動いているかを確認してください。
移動していたら大丈夫です。

仮に露出計が動いていない場合でも商品は売れますので、記述しておきましょう。

デジタル一眼の検品方法

デジタル1眼レフの特徴はしっかりとしていて大きくて
カメラを持っているなと感じさせられるところです。

先ほどのフィルムカメラとは違い、データで扱うので、
まずフィルムがいりませんし、プリンタなどで家でも印刷ができます。

新しいモデルもたくさんあり、どんどん綺麗に便利でお手軽になっていきます。
しかし写真は素晴らしく綺麗に撮れるのがメリットですね。

では検品ですが、外観のチェックです。

カメラの角や底に、キズ等がないかチェックしていきましょう。
ゴム部分が劣化しているとべたつきがある場合もあるので
そちらもチェックします。

傷があっても商品は売れます、これはレンズでも同じですね。
綺麗な写真が撮れれば問題ないと考えている人は思っているより多くいます。

外観ももちろん大事ですし、
きれいだから高く売れることももちろんたくさんあります。

どちらもケースもあるので、傷があれば仕入れない、
というのはもったいないので仕入れ行っていきましょう!

電源を入れて起動するかを確認しましょう。
エラーなどが出なければ大丈夫です。

また電源が入らない場合は、電池切れの可能性がありますので、
バッテリーを充電して再度確認します。
充電できない、などは不良品の可能性が高いです。

ファインダーを覗いてゴミがあるかを確認します。
カビ等も合わせて確認します。

撮影して見て、ゴミの映り込みなども見ましょう。
この状態で保管するのは良くないので、必ずキャップやレンズを付けるなどして
むき出しの状態で放置することの内容にされてください。

ミラーの部分もチェックを行い、
ゴミなどの確認をします。

レンズを付けて、AFレンズがしっかり動くかも確認します。
動かない場合は、カメラ本体、またはレンズに原因があるので、
他のレンズで試してどちらに原因があるのか確認して見てください。

他のレンズで試しても動かない場合は、
カメラに原因があると思われます。

レンズ編

では続きまして、カメラに付けるレンズ、
マニュアルフォーカスレンズとオートフォーカスレンズについて
レンズの検品方法を見ていきましょう。

マニュアルフォーカスレンズの検品方法

MFレンズ、と略されるマニュアルフォーカスレンズ。
コチラの検品方法をまず見ていきます。

しっかりと検品できるようになれば、仕入れにもある程度の自信がつきます。
動作する商品を仕入れても、出品者によっては上手く動かないモノの可能性も少なからずあるんですね。

そういうときにしっかり検品ができると
やはり心強いスキルだと実感するはずですので
ぜひチェックしてください。

マニュアルは自分でピントを合わせるレンズで、
昔からあるモノゆえ、すべて、中古品で状態の良いモノが比較的少ないのが特徴です。

ではでは検品していきましょう。

まずはいつも通り、
外観をチェックして傷などの状態を確認します。

細かな傷から始まり、カケてしまっていたり、
へこんでしまっているのは状態として良くないので注意してくださいね。

続きまして、レンズの中身をチェックします。

光を通してみると中の状態をはっきり見ることができます、
レンズ越しに電気を除くと目に刺激を与える可能性があるので、
ペンライトなどで照らしてみるようにしてください。

そうすれば、カビやチリ、曇り、バルサム切れなどを
しっかりと確認することができます。

重度の症状があるモノは仕入れから外しましょう、
多少や、撮影に影響がない物、目視でもわかりづらいものは
仕入れ対象になります。

続きまして、ヘリコイドというピントを合わせる場所、
レンズの側面がしっかり回転するかを確認します。

無限∞のマークがある個所がヘリコイドです。
ここが端から端まで、上手く回転するかを確認し、
回らなかったりする場合は調子が良くないです。

続いて、絞り、です。

無限マークがない、のが絞りです。
ヘリコイドと絞りは無限マークの有無でまずは見分けていきましょう。

絞りを回すと、レンズの中の絞り羽根の範囲が
広くなったり狭くなったりします。

回しながら覗いて、絞り羽根の範囲が変わっているかチェックしましょう。

最後に、赤枠の部分、黒い部分をずらして
絞り羽根がスムーズに動くか、を確認して完了です。

古い商品であるがゆえ、マニアの中では人気商品ではありますが、
やはり状態がよくない物も中にはありますので、
しっかり検品をできるようにしておかれると、
安心できますので、ぜひやって見てくださいね。

オートフォーカスレンズの検品方法

AFレンズですね、自動でフォーカスを合わせてくれるレンズを言います。
先ほどのマニュアルレンズは自分フォーカスするレンズです。

AFレンズは自動でフォーカスするための電子部分があります
MFレンズは電子部分がありませんので見た目が違います。

まずは、いつも通り外観をチェックしましょう。
すれ、傷、へこみ、かけなどはない方がイイですね。

続いてマニュアルレンズ同様、光学チェックをします、
レンズの中を見て、カビやくもり、チリ、バルサム切れ等チェックします。

マニュアルレンズよりも新しいものが多いので、
撮影に影響するようなものは価値が下がります。

ひどいものは仕入れない方が無難です。

オートフォーカスのチェックを行います。
自動でフォーカスが合うかカメラを使って確かめていきましょう。

赤枠の部分をAFに設定します。
カメラの方にも設定がある場合はカメラもAFにします。

そして、カメラのシャッターボタンを半押しして、ピントが自動であうか
その後、ピピっと音が鳴るかを確認してください。

AF鳴きと呼ばれる、ピントを合わす際になる音があるので
それがあるかないかもチェックしておきましょう、
ちょっと音が大きいと価値が下がります。

AFが上手く動かなくても、MFで撮ることができるので
それでも商品を買っていく人はいます。

続いて、先ほどのつまみをMFに切り替えて確認します。

まずMFに変更してからピントを回してください、
そして赤枠の部分を回してピントを合わせていきます。

AFモード、MFモードでもどちらも必ずチェックして
どちらも必ず動くかどうかを確認してください。
どちらかだけ動かない事、もあります。

レンズを付けて、ピントが合うか確認して終了です。

ズームリンクの確認をします。

赤枠の部分が、全範囲回るか確認しましょう。
ここを回しながら、中をのぞいてすべての範囲での
上体を確認されてください。

動かす中である一定の範囲にカビがあったりするケースもあるからですね。

ということで非常に長かったですが
最後までご覧いただきありがとうございました。

検品は商品を扱う中で高めていくスキルでもありますので、
最初は身構えることも多々あると思います。
徐々に慣れていきますので、調べながらやっていかれてください!

ガンガン仕入れも行っていきましょう!!

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